130_道はあるから

なにも捨てないで僕はいるけれど 見えてきた風が僕を無意味にさがす すごいスピードで僕はゆくけれど 君の見たものは僕のみたものだから 拾いあつめて高く積み上げたけれど 涙の海にひたされ、浮かんで沈む
重なる 確かな リズムは なかった でも体温は、心臓は
つきあたりに道はない 向こう見ずはもう嘘になるから 壁の前に座り込んで 立たず 心だけで逃げろ 逃げつぶれるまで 繰り返しに明日はない 繰り返して明日を待ちたくて どこへ 心だけで 逃げろ たどり着けるまで
ここはどこなの わかる気もないのに 僕は少しかしこくなりすぎたのかな ここはどこなの わかる気もないのに 手に入れて失って 浮かんで沈む
重なる 確かな ものなど なかった でも僕は今、心臓が
つきあたりに道はない 向こう見ずはもう嘘になるから 壁の前に座り込み 立たず 心だけで逃げろ 逃げつぶれるまで 繰り返しに明日はない 繰り返して明日を待ちたくて どこへ 心だけで 逃げろ たどり着けるまで