200_夢は夢
この世界に
どこにもないさ
夢でもみないかぎり
まばたきは
一秒おきに
この景色を嚙み潰してゆくよ
なにくわぬ
シラけた世界に
なにもあずけてない感じ
鼓動は
一秒おきさ
こころの闇がきっと震源地さ
この世界に
どこにもないさ
夢でもみないかぎり
ささやきは
一秒おきに
こころの闇がきっと震源地さ
光が前から射してきたって
逆光で真っ白
背中で飛び交う燃えかすが
足もとを照らしてくれればいいさ
明け方の夢は夢さ
信じてどうなんだよ
真夜中の決意はつよがりさ
なにも忘れさせてくれないんだ
なんで
いつも不自由なままのボクで
しがらみだらけのボクでしか
あなたを想えないんだよ
なんで
いつも言えない言葉だらけの
なんにも言えないボクの時に
あなたは現れるんだよ
なんで
神様 なんのあてつけなんだよ
今日一日でかまわない
ボクをばかにつくりかえてくれないか
なんで
神様 なんのあてつけなんだよ
なんのあてつけなんだよ
ボクをばかにつくりかえやがれ この糞野郎
明け方の夢は夢さ
そういうことにするしかないの?
そんなわけないよ