160_終わりはこないんだって

なんにも持たずに心意気ひとつ 歩いてここへ なんにも知らない白さが嫌いで 急いで塗りたくった 先が見たくていろんな色で 向こうが見えないほど塗りたくった 白を重ねても元に戻らない どうやら遠くまで歩いてきたんだね…
どうにもならない疲れたオトナが 歩いてここへ やり尽くしたような重さが嫌いで 取り戻せ 白いヒトになりたくて 失くしたモノがなんだったかなんて どうだっていい そのままゆきたいのに 手に入れたいモノが失くしたモノなんだ どうやらなにひとつ変わってないんだね…
今からなにを迎えにゆこうか そのあとはなにを見送りにゆこうか せえのでジャンプした そろそろ着地 出だしも最期も同じ方をみて ボクからなにかが剥がれ落ちた 愛されないようなオトナになったんだ 手を差しのべてほしくなって なんだろ? 証がみたくなったんだ 今からどこかまで歩いてゆけるなら 舟でも浮かべて見透かしてやるんだ 誰かがうたってたし「のぞまないなら終わりはこない」んだって
とにかく急いで急いで急いで急いでも 褒めてもらえずに 終わりはこないって嘘かい? 言葉もイメージも居座り続けた なにもかも嘘も居座り続けた でもボクは信じてる「のぞまないなら終わりはこない」んだって ボクからなにかが剥がれ落ちたって 愛されないようなオトナになったって ボクは信じてる「のぞまないなら終わりはこない」んだって 今からどこかまで歩いてゆけるなら 舟でも浮かべて見透かしてやるんだ ボクは信じてる「のぞまないなら終わりはこない」んだって
誰かがうたってたし「のぞまないなら終わりはこない」んだって